世界の歴史人物伝 (まんが 世界を動かした人びと)僕が子供にもっとも読んで欲しい漫画人物伝はこれです。
って、子供いないんですけど。
でも、もしいたとしたら、まずこの本を買ってあげます。
■ダントツ1位
僕は大人なのにマンガ人物事典が好きで、けっこういろいろ持ってます。
一部↓

中でもダントツにおすすめなのが、この本です。
■歴史に興味が無くても
歴史に興味があれば、どの本でも楽しめると思うんですが、この本はあまり歴史に興味が無い子供でも、わりと読みやすいんじゃないかと思います。
他の漫画人物事典と比べても心に残ります。どこかヒューマンなんですよね。
■どんな人生を選ぶのか
掲載されている人物は57人。
人数はやや少なめですが、そのぶん人物の人生がよく書き込まれています。
この本のとくにすぐれているところは、人物の進路選択の動機をよく描いている点だと思います。
たとえばミケランジェロ。
ご存知のように彼は芸術・彫刻の分野で才能をあらわしました。
そのきっかけとなったのが、鼻です。
■コンプレックスをバネに
ミケランジェロが彫刻の学校に通っていたとき、友人とケンカをして鼻がまがってしまいました。
ミケランジェロは悲観しますが、そのコンプレックスをバネに「世界一の彫刻家になる!」と誓ったのです。
こういうシーンが心に残るんですよね。
■偉人が身近になる
ほかにも、
ファーブル昆虫記で有名なファーブル先生も、若い頃は苦労をして、公園のベンチで寝起きしていたとか。
偉人が身近に感じられるエピソードが紹介されています。
■1冊選ぶならコレ
僕は趣味で偉人伝をたくさん持ってますけど、ふつうはそんなに必要ないと思います。
1冊あれば十分ですよね。
だからこそ、どの1冊にするかが重要なんですが、僕が子供のために1冊選ぶとしたらまずコレです。1番子供の印象に残ると思いますから。
世界の歴史人物伝 (まんが 世界を動かした人びと)