2008年03月29日

新史太閤記 司馬遼太郎(著)

豊臣秀吉の小説

新史太閤記 (上巻)
新史太閤記 (下巻)


ホップ!

ステップ!

ジャンプ!

そういう小説です。躍動感です。


下克上、立身出世は戦国時代の醍醐味ですよね。


これを最初に読んだのは20歳になるかならないかの頃でした。


「あ〜、出世する人の頭の中はこういうふうになってるんだなぁ」とすごく興味を持って読みました。


大物とは何か、人間の器とは何か、という問いに対して「はい、これが答えですよ」といわれているような気がしました。


そういう衝撃はあとになって『竜馬がゆく』を読んだときにも味わうことになりますが…。

たぶん当時は、秀吉のようになれたらいいなぁという熱〜い憧れをもって読んでいました。

でも今思えば、秀吉は秀吉らしく生きてああなったわけで、僕も結局は自分らしくが何なのかを見つけるのが一番いいってことで。なんていうか、そんなふうに思ってます。


司馬遼太郎さんの小説では、個人的に『竜馬がゆく』と並んでオススメ度ナンバー1です。

どうしてもどちらかを選べといわれれば、そうですね、僕は『竜馬がゆく』のほうを選びますけど♪
(* ̄▽ ̄*)ゞ

新史太閤記 (上巻)
新史太閤記 (下巻)