2008年03月28日

国盗り物語 司馬遼太郎(著)

国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉 (新潮文庫)

脳みそ。

脳みそ。

脳みそ。


僕が『国盗り物語』を読んで感じたのは「脳みそ」ということです。

信長の脳みそ。

信長の脳みそでパチンと弾けた発想ひとつが、歴史を動かしていったっていう。そういう痛快さですね。

のちに『新史太閤記』を読んだときにも、同じことを感じました。


■今さらですが…

『国盗り物語』は戦国時代を舞台にした司馬遼太郎の小説です。全部で4巻あります。

前半(1、2巻)の主人公は斉藤道三。

後半(3、4巻)の主人公が織田信長です。



■ケンカの強いお坊さん

この本を初めて読んだときのことを、今でもよく覚えています。

ある本屋で何気なく手に取ったんです。

やたらケンカの強いお坊さんが出てきました。

骨っぽくて、野心があって、気宇壮大。

「なんだこの坊さん!」

引き込まれました。


■地位もない。金も何もない

きょう明日の喰うあてすらないお坊さん。

そんな彼が「国主になりたい」とつぶやくところから話ははじまります。

このお坊さんがのちの斉藤道三です。



■小説は事実よりも奇なり

小説の道三は、何もないところから才覚ひとつでのしあがって、たった一代で美濃の国主にまで成り上がります。


ユカイ痛快。


でも実際は親子2代による国盗りだったと言われていますよね。

まあ、それはそれ、これはこれということで。小説の道三の魅力に変わりはありません。


■信長は宇宙人

後半(3、4巻)からはいよいよ織田信長が登場します。

信長は斉藤道三の娘と結婚しました。

だから二人は義理の親子ということになります。

道三から信長へ、天下取りのバトンが受け継がれていきます。

で、信長は宇宙人…


■ラグビーボールのような発想力

信長の発想は想定外で、どこへ飛ぶかわかりません。

まるでラグビーボールです。

当時の人たちは、信長のことを宇宙人だと思ったかも知れませんよね。

「天才っていうのは、ここでこういう発想をするのか〜」

「信長のすごさはコレだ!」

と感嘆しながら読んだのを覚えています。

(・∀・)わくわく♪


■脳みそに針を

信長の「脳力」がラグビーボールのように暴れまわるのを見ていると、こっちの脳みそまで刺激されました。

針治療みたいでした。

脳みそに直接針をさされているような感覚です。気持ちいいです。

とかいいつつ、針治療って未経験なんですけどね。

国盗り物語〈第1巻〉斎藤道三〈前編〉
国盗り物語〈第2巻〉斎藤道三〈後編〉
国盗り物語〈第3巻〉織田信長〈前編〉
国盗り物語〈第4巻〉織田信長〈後編〉
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。