2006年08月29日

バッカーノ!―The Rolling Bootlegs

バッカーノ!―The Rolling Bootlegs
バッカーノ!―The Rolling Bootlegs

きのう買った本です。1930年、禁酒法時代のニューヨークを舞台にした小説。寝たり食べたりする時間がもったいないと感じた小説は久しぶりでした。
 
ほとんど一気に読み終えて、読書の快感を満喫しました。

18世紀からつづく錬金術師たちの因縁の対決を軸に、闇社会の人間、ニューヨーク市警、FBIの前身組織などが、激しい螺旋を描いて絡み合います。

フィクションなので歴史上の人物が活躍する話ではなく、アル・カポネやエリオット・ネスも名前のみの登場ですが、禁酒法時代の闇社会の男たちを明るく「粋」なタッチで描いていて、とてもスピード感のある展開です。

映画「俺たちに明日はない」で有名な伝説の銀行強盗コンビ「ボニー&クライド」は、ちょうどこの時代に登場した実在の男女でしたが、これを彷彿とさせる2人組がこの小説にも登場します。

バカで陽気で憎めなくて、最高です。バカなやつらなんだけど、彼らのシーンでちょっとホロリときてしまいました。

バッカーノ!―The Rolling Bootlegs

バッカーノ!―The Rolling Bootlegs (電撃文庫)